変身という言葉をいつから使い始めたのか?
自分には記憶が無い。
しかし、子供の頃のゴッコ遊びには変身は当たり前の事だった。
ヒーローの真似をして変身をする、ごく当たり前の事だけど、自分たちが子供の頃はそのゴッコ遊びでも不自由だった。
変身アイテムが売っていなかったのだ。
自分が一番最初に変身の真似事をしていたであろう「ビッグX」

原作ではペンシル型の注射器だけど、アニメでは万年筆型の変身アイテムになっていた。
当時、万年筆などどこの家にもあるものではなく、万年筆のおもちゃでそれらしきを真似していました。
変身アイテムが商売になる事など考え付かなかった時代なんでしょうね。
しかし、売られる事が無かった変身アイテムを景品としたキャラを一つ覚えています。
「遊星少年パピイ」です。

パピイの変身グッズは胸のバッジ。メタライザー
バッジを抱えて「ピィィィーパピイ!」の掛け声で変身する。
グリコの何かの景品でした。
すっげー欲しかったのを覚えてますが、当たりませんでした。
ただ、従弟が当たって持っていて、めちゃくちゃうらやましかった!
黙って取って帰ってやろうかと思ったくらいでした(^^
その後、ウルトラマンが始まり、変身グッズは懐中電灯になりました。
当時、ウルトラマンの変身アイテムも「ベーターカプセル」という説明もなく、第1話のみの説明を覚えているわけも無く、歌の歌詞に出てくる「フラッシュビーム」だと思っていました。
また、当時の雑誌でも変身アイテムに注目するわけも無く、ベーターカプセルの正確な形さえも知る事が出来ない状態でした。
今じゃ食玩にもなる時代なのに・・

その後もヒーローのアイテムはたくさんあるものの仮面ライダーの変身ベルトがヒットするまでは変身グッズが商品化されることがありませんでしたね。
今考えるともったいない事ですね。
ただ、今は玩具が優先でヒーローが作られている時代だから、昔がそうだったらアイテムのデザインも全然違っていたでしょうね。
更に帰りマンや、スペクトルマンみたいな変身アイテム無しのヒーローなど存在しないだろうし、今の時代ならアイアンキングの帽子さえ商品化されているかもしれないね。
まあ、その前に変身アイテムを帽子にしないだろうけどね。
とにかく、未だに当時欲しかったものが、手に入ると思うと買ってしまいますね(^^
そういやあ、マグマの笛も欲しかったなー